elePHANTMoon #1「夢を見る。まどろむために」
2005.5/12〜5/15 中野ウエストエンドスタジオ

■出演■
永山智啓/酒巻誉洋/派谷恵美/尾本貴史/山口 温/小舘絵梨
藤井宏之/工藤藍/山内一生/種延隆之/さわだまりこ
渡辺美弥子(電動夏子安置システム)/岩田裕耳(メタリック農家)

■スタッフ■
脚本・演出:マキタカズオミ
舞台美術:福田暢秀(F.A.T STUDIO)
照明:若林恒美
音響:高橋秀雄(Sound Cube)
舞台監督:大石英伸
映像:マキタカズオミ
衣装:三井さやか/制作:豚耳
協力:オフィスASOBO/グランデ/メタリック農家/電動夏子安置システム
製作:elePHANTMoon

■ストーリー■
『人って息をしているだけで楽しいんだよ』

 とある病院。そこに入院しているマリナは元アイドルで数年前の事故により片目を失い事実上の引退生活を送っている。マリナは生きる希望を失い、屋上から飛び下りようとしていた。そこに偶然お笑い芸人を目指しているという男、テツオがやって来た。テツオは賭けをしようと言い出す。俺がお前を笑わすことが出来たら死ぬな。笑わなかったら好きにしろ。テツオは芸を見せるが全然面白くない。あまりの面白くなささにマリナは吹き出してしまう。しかし、笑った事には変わりない。マリナはテツオの「つまらなさ」に助けらたのだった。そこから二人は意気投合し、二人で「スージーQ」というコンビを結成しお笑い芸人を目指す。
 一方で同じ病院に入院するアヤは筋肉が脂肪に変わっていくという難病に侵され死の恐怖に怯えている。しかし、アヤにも一つだけ楽しみなことがあった。それは眠ること。アヤは夢の中では自由に歩け、自由に走れるのだ。アヤはその夢の中で一人の青年シンイチに出会う。アヤは次第にシンイチに心惹かれていく。
 同じ頃。巷ではバラバラ殺人事件が話題になっていた。その死体は体の一部分が必ず持ち去られるという奇妙なものだった。この事件には休職中の富岡が呼ばれた。そしてその意味を富岡はすぐに理解する。自分が数年前に逮捕した望月の犯行に似ているからだ。しかし、望月のはずはない。望月はすでに死刑になっていたからである。

この3つのエピソードを中心に物語は進む。一見無関係に見えるエピソードは少しずつ少しずつ混ざり合って行く。